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導入事例・お客様の声

お客様インタビュー

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左:フラッグ、右:育成強化本部長 加藤 久 様

2010年以来12シーズンぶりに日本のプロサッカーリーグ(Jリーグ)の1部リーグに復帰を遂げた、京都をホームタウンとする京都サンガ F.C.は、トップチーム、スタッフ、育成組織のアンダー18、アンダー15、アンダー12の選手たちが所属し、サッカースクールなどサッカーを通じた地域貢献活動を積極的に行っています。地域に根ざしたプロサッカークラブとして常に全力を出しきること、最後まで諦めない強い心で戦い抜くことで 応援いただいている人々と感動を共有し、夢や希望を与え続け、地域の誇りとなるチームをめざすことを理念として、何ごとにも全力で取り組む姿勢を我々に見せてくれています。日本を代表するクラブが、衛生管理の一環としてマクセルのオゾン除菌消臭器を採用し、クラブハウスのトレーニングルームをはじめ、選手たちが生活する寮や食堂、靴用の倉庫などに設置しています。今回は、同クラブの強化育成本部長、以前には総監督も歴任された、元日本代表の 加藤 久様にとても和やかな雰囲気でお話しいただきました。

インタビュー日:2022年6月15日

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プロサッカークラブが取り組む、衛生管理とプロ意識。

マクセル (以下 M):

新型コロナウイルスの影響で社会的に衛生意識が大きく変わったと思いますが、京都サンガF.C.様ではどのような変化がありましたでしょうか。また、衛生管理はどのようにされているのかお聞かせください。

加藤様 (以下 K):

やはり新型コロナウイルスの影響で観客動員数が大きく変わりました。我々はプロクラブとしてお客様に試合を観ていただくことで活動が成立していますが、それが成り立たない状況の中で、我々の活動が安全であることをご理解いただき社会的な評価を得なければならないので、活動のカタチが変わっていきました。自分たちの活動を継続するためには、あらゆる衛生管理を講じ、厳しく制限するなかで、行動規制するようになりました。例えば外食は一切禁止。クラブハウスの中でも消毒し、運動中でもマスクを付けながら行動しました。チームが感染しないように心がけ、交流試合などで他のチームが感染することも、感染させることもないように予防をする。常に一生懸命取り組んできたというのが正直なところです。

M:取り組みに関しても詳しくお聞かせいただけますでしょうか。

K:衛生管理の一環として、空気清浄機やマクセルのオゾン除菌消臭器などを導入したり、あとは動線への配慮です。クラブハウスの中にはトップチームの選手・スタッフだけじゃなく、サッカースクール、アカデミーのスタッフがいて行動エリアは違いますが、どこかで共有部分が出てきてしまうので、衛生管理を徹底することで選手間での感染リスクを低減させることを意識していました。チームの選手は、スタッフ、家族、試合相手以外はできるだけ外部の人と会わないようにしていました。しかし、アカデミーの選手は学校にも通っているので自分たちの施設以外の目が届きにくいところにもケアが必要で、かつ寮生活は集団生活のためクラスターが起きやすい環境でもあるので、両方に神経を使います。

M:私たちも制限がある生活にはストレスを感じますが、外に出られないという制限は選手やスタッフの皆さんは、ストレスが大きかったのではないでしょうか。

K:トップチームの選手をはじめスタッフは、公的な立場にあると思います。Jリーグ自体がそういう立場にあると思うので乗り越えなければいけないという覚悟でやってきました。言わば "チームワーク" ですね。しかし、一人感染者が出るとPCR検査を受けて、結果によっては活動が停止してしまう。練習ができない状態のほうが相当なストレスになります。新型コロナウイルスは目に見えないものですから油断できないし、リスクをすべて排除することはできないのですが、やはり体調管理、特に抵抗力をつけ、体のケアは以前よりも神経質になっていると思います。我々は強くなければいけないし、プロとして模範にならなければいけないという自覚もあります。

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M:衛生管理を慎重になさって、風邪をひかないなど、体調管理を重要視されたのですね。

K:そうですね。いろいろなリスクを深く考える機会が多くなりました。

マクセルのオゾン除菌消臭器、サッカーのポジションに置き換えると・・!?

M:リスク対策を検討されるなかで、マクセルのオゾン除菌消臭器を導入いただいたと考えております。空気清浄機は空気を吸って吐き出す仕組みですが、マクセルの商品は空気中にオゾンを放出する仕組みになっております。ここでちょっと無理やり(?)な感じの質問にはなりますが・・オゾン除菌消臭器ってサッカーのポジションで言うとどこのポジションになるでしょうか・・?

K:えーと、当クラブのピーター・ウタカ選手ですね。ポジションはFW(フォワード)です。点を決める選手ということです。点が取れる、要するに、菌を見つけたらなんとかそこへ向かっていってゴールして勝つという意味ですかね。ゴールハンターのようなイメージ。

M:なるほどオゾン除菌消臭器はゴールハンター(笑)。得点を重ねて菌やニオイを倒す感じですね。そんなオゾン除菌消臭器を京都サンガF.C.様に導入いただいておりますが、施設の中でどのような場所に設置いただいていますか。

K:まず寮ですね。アンダー18の選手がいるところ、トップチームの若い選手がいるところと、ゾーンを分けて導入していて、食堂にも設置しています。本当は同じ建屋の中にトップ選手とアンダー18の選手が一緒に暮らすというのは、リスクがあるのですが、共用部分の衛生管理を特にしっかりしました。あとニオイに関しては二人部屋のアンダー18の選手たちは、部屋の中にシューズを置くと二人分のニオイがこもってしまうので廊下に出していたのですが、廊下を通るともうニオイが気になって・・(笑)

M:加藤様が現役の頃の選手部屋はいかがでしたか。

K:僕らの時代は部屋の中にシューズなどを置いてましたからね。ニオイとともに暮らしていたような(笑) だいぶ昔ですけれど、中学高校大学でもやっぱり先輩の靴のニオイは今でも覚えています・・。

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M:想像を超えているのでしょうね(笑)

K:そのため今では、靴用の倉庫がありまして、そこにシューズラックとオゾン除菌消臭器を設置しました。これをきっかけに廊下にはオゾン除菌消臭器以外、一切、物を置かないようにしました。やはり、肌感覚では、寮全体の空気(ニオイ)が良くないと思っていました。みんな練習が終わると汗をかいてますから、汗が染み込んでいる練習着などけっこうなニオイなんですよね。そこで絶対、オゾン除菌消臭器が必要だということになり廊下にも置くことになりまして、いや、もう効果というか、本当にニオイがしなくなりました。ニオイがしないと快適なんです。部屋に入るときの、あのムッとニオイがくる感じがほんとうにない状況で過ごしています。共用部分の食堂も生臭さが気にならなくなりましたよ。

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オゾン除菌消臭器の導入が、寮生活の環境を見直すきっかけに

M:たいへん効果的にご使用いただきありがとうございます。菌とニオイへの対策は加藤さんも自ら環境整備の指揮をされたのでしょうか。

K:はい、オゾン除菌消臭器の導入が、寮生活の環境を見直すきっかけになったと思います。ニオイの問題もそうだし、やっぱり感染者を絶対に出してはいけないということで、どう環境を整えるか社長と相談し、またマクセルさんにも協力いただいて取り組みました。

M:ありがとうございます。そういった環境を整備することによって強いチームになっていらっしゃることに、マクセルが少しでも貢献できていると思うと嬉しいです。これからも応援しております。

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K:トップチームのトレーニングルームとロッカールームに設置してトレーニングしているのですが、安心感があります。

M:ありがとうございます。

K:菌というのは見えないですが、ニオイはすぐに感じることができるので、我々 としては、そのニオイがしないということが、菌が減っているという感覚に繋がっているんですよね。

M:確かに、菌がニオイの元になることもあるんですよね。これからも引き続き、練習に集中しやすい環境づくりにお役立ていただければ幸いです。

K:マクセルさんのオゾン除菌消臭器はコンパクトで音がすることがほとんどないので普段は忘れているくらいで・・練習に集中できていますよ。

これからの商品に求めること、加藤さんから未来へのアドバイス

M:マクセルではコンパクト・静音設計をコンセプトにしておりますので、その点をご評価いただけてたいへんうれしいです。ありがとうございます。最後に、例えば、加藤様がマクセルの商品にこういったものがあったらというご要望はありますか。

K:そうですね、小型のものでもメンテナンスの基準が表示などでもっとわかると良いですかね?ほったらかしですと効果がだんだん弱くなるでしょうから・・常に一番いい状態にしておくために表示がでると良いですね。

M:ハイエンドのものは表示が出るものもございますが、今後の商品の参考にさせていただければと思います。

M:本日はありがとうございました。

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全力でチャレンジ、時代とともにマクセルのオゾン除菌消臭器が応援します。

今回取材をさせていただきました。加藤 久様よりたくさんのお知恵とヒントをいただきました。

日本屈指のプロサッカークラブ、京都サンガF.C.様は、常に全力を出しきり、応援いただいている人々と感動を共有し、地域の誇りとなるチームとなることを理念とされていています。コロナで動員数が少なく苦しい状況であったときでも前を向き、衛生管理への取り組みを真面目にスピーディに実施されてきたことは、常に全力で目の前のことに取り組まれるチームの文化が反映されているように感じました。今後も衛生管理や意識は益々必要な時代になっていくと思いますので、マクセルとして京都サンガF.C.様を見習って全力でチャレンジする気持ちで商品づくりをしたいと考えております。

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